普通って?

勉強したいことがあって進学した大学院。今ここでいろんなことを学んでる。こんな経験誰にでも出来るものじゃないってものすごく実感してる。

そしてそれを直接的に活かせる仕事に就くものだと思っていた2年前。今もその仕事に対する熱量は変わってない。
 
 
大学院に来て学んだもう1つのこと
 
それは、やりたいことは自分次第で実現させられるということ。
 
地元を遠く離れて関東で生活していくうちに、今学んでいることなんて1ミリも関係ない職業に興味を持ってしまった。それが自分に合ってるか否か、今の私がそれを知る術はない。
でもだとしたら、とにもかくにもやってみるしかない!というのが、大学院に来て、刺激を受けた私が出した答え。
 
ここで考えることはまず、大学院に来た意味とは?ということ。
そりゃあね、180°関係ない仕事となるとじゃあこの2年はなんだったんだ、となる。
実際、「せっかくそこで学んだんだからそれを活かせる仕事に就くために地元に帰っておいで、それが1番普通の道だよ」といろんな人に言われた。
 
でも、生き方も見てきた景色も違う人に言われる"普通"ほど曖昧な尺度はない。
そうやって身近にいる大人が言う"普通"のレールに乗ってなんとなくここまで歩いてきたけど、今の私にはそれがとても狭い世界のもののように思えて仕方がない。
 
仮にそれが定量的に"一般的な普通"だったとして、普通の道しか歩いたことのない人間と、少し回り道したことのある人間ならどっちが味のある人間になれるだろう?
正解はないかもしれないけど、私は後者だと思ってる。
 
 
回り道した人間を受け入れてもらえるほど甘くないぞ、今すぐ地元に帰っておいで
 
簡単に受け入れてもらえるなんてハナから思ってない。それなりの覚悟がいることも分かってる。それも私次第。
やりたいことに後ろ髪引かれながら地元に帰るのと、回り道して堂々と地元に帰るのと。
 
人生の分かれ道に立ってる感がハンパなくてシビれる。
 
 
10年後の自分が後悔なく今のことを振り返れるような選択をしたいと心から思う。